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第4話 UC.0079.01.16<ビーム兵器>

どれ位の時間気を失っていたのだろう・・・・
日付は翌日になっていた。
吹き飛ばされたおかげで、戦闘空域から外れた場所にいるようだ。
まだ戦闘は続いているようだが、勝敗は決していた。
弾薬を使い果たしたであろうザクが、敵艦隊へ引き上げていく。
連邦宇宙軍は、その数によって全滅はしなかったもののあきらかに惨敗だ。
救命ランチが近づいてくる。

「おい、生きてるか?」

ジャック 「あぁ、何とかね・・・。」

その後、一ヶ月の病院生活の後、復隊してみるとジオンは地球降下作戦を開始していた。
戦場は地上に移り、ルナツーから散発的に、地球降下部隊に対する降下妨害の攻撃を行う程度の任務しかなかった。戦力の少なくなった連邦宇宙軍が出来る、唯一の抵抗だったのだろう。

ジャック 「で、いきなり辞令でジャブローに来いって言われて、ここにいるってわけだ。」

アーロン 「でも変ですね?ザクを2機も撃墜したんなら、もうちょっと評価されて大尉くらいに昇進しそうですが・・・」

ジャック 「あぁ、復隊した時の上官があんまりムカツク奴だったんで・・・ぶん殴ってやった。」

ソフィ 「!!」

グレッグ 「プッ、ハハハハ、少尉、あんたとは気が合いそうだ。」

ジャック 「じゃあ、アンタも?」

グレッグ 「あぁ、開発を急ぐからジオンのOSをそのまま使えって上官に、頭にきてケリ入れた。おかげで妹の部下に格下げだ。」

グレッグ 「本来ならクビにしたかったんだろが、俺の作ったOSが優秀だったんでね。」

ソフィ 「さぁ、無駄話はこれくらいにして試験を再開します。・・・兄さんも持ち場に戻って。」

ソフィ 「では、マクダウェル少尉も3号機のシミュレータに搭乗してください。チュートリアルモードに切り替えますから。」

ジャック 「そのままでいいよ。操縦方法はさっきので大体わかったし。後は習うより慣れろってね。」

ソフィ 「・・・では、1号機はケンプ少尉、2号機にキタムラ曹長、3号機はマクダウェル少尉で試験を再開します。」

シミュレータのコクピットに座る。
シートの両脇にはレバーがあり、こいつで方向を制御するらしい。主にモビルスーツの腕と連動して動くようだ。レバーにはボタンがあり武装による攻撃に使用する。
足元には左右にペダルがあり、こっちは足と連動するらしい。宇宙空間では脚部のスラスターの制御といったところか?
後は、左にスロットルレバーと、航空機と同じような操縦桿がある。これで上下方向と左右へのロールを行う。

ソフィ 「それでは試験を再開します。シミュレーションパターンはC-5、敵モビルスーツとの遭遇戦。」
Dscf0241_3






ジャック 「ザクが2機か・・・まずは最大加速で回り込むか・・」

スロットルレバーを入れて、ペダルを踏み込む。
一気にザクが近づいて来る。スロットルをニュートラルに戻し、ザクの左側に回りこむ。
ロックオンした。発射ボタンを押すと、ビームのようなものが画面の下からザクに向かって発射された。

ジャック 「んっ?ビーム兵器?」

ソフィ 「えぇ、開発中のモビルスーツには、ビーム兵器を想定しています。」

ザクは直撃は避けたものの、左腕に命中しバランスを崩している。再び発射ボタンを押すと、今度は直撃した。もう1機のザクが左に回り込もうとする。

ジャック (ビーム兵器って、どんな大きさになるんだ?・・・しかもこんな連射が出来るのか?)

もう1機のザクに対し、機体を回転させながら下に回りこむように操作し、ロックオン。ザクに命中し直撃。

「シミュレーション終了」の文字が画面に表示される。

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