第8話 UC.0079.08.03<ハワイ攻略戦>
先行量産型の搬入の遅れなどがあり、1週間程足止めされた後、作戦は開始された。
海のど真ん中の島にある軍港だけを攻略するってことで、海軍さんは張り切ってるらしい。海戦なんて久しぶりだろう。
空母アカツキⅡの格納庫では、先行量産機の最終チェックが行われていた。
ジャック 「チェック終了だ。操縦系は若干違うが、何とかなるだろう。問題は、どうやって上陸するかだな・・・」
アーロン 「まさか、泳いで行くってわけにもいきませんしね?」
ウォーレン 「港に近づくまでは、出番なしですね・・・」
本来は、楽な作戦に思われていた。何せジオンには海上戦力はほとんどないハズだった。
アカツキⅡ艦長 「まさか、潜水艦を用意してるとはな・・・」
キャリフォルニアベースにあった潜水艦を、ジオンは利用しその生産設備で増産していたのである。予想していなかった連邦海軍は、空母2・巡洋艦1・護衛艦3を沈められ、沖合での睨み合いが続いている。
ジオンは海上戦力の代わりに、ガウ攻撃空母を使って、連邦海軍に爆撃とドップ戦闘機による攻撃を加えている。向こうは防衛が目的なので深追いはしない。港が攻撃できない距離での攻防が10時間以上続いている。
艦隊指令 「諸君、遺憾ながら戦力を消耗し過ぎた。本作戦を終了し一時撤退する。」
ウォーレン 「えー、終わりかよ。俺達、格納庫の中から出てないぜ?」
ジャック 「まぁ、格納庫の中に居たまま沈められなかっただけでもマシだと思うしかないな?」
アカツキⅡ艦長 「諸君ら、すまない。お詫びというわけではないが、ジャブローの近くの港まで運ばせてもらうよ。」
船旅が1週間追加になり、南の島のバカンスは夢と消えた。
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