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序章

人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって既に半世紀。
地球の周りの巨大な人工都市は、人類の第二の故郷となり、人々はそこで子を産み、育て、そして死んでいった。

宇宙世紀0079、地球に最も遠い宇宙都市「サイド3」は「ジオン公国」を名乗り、地球連邦政府に独立戦争を挑んできた。
この1ヶ月あまりの戦いで、ジオン公国と連邦軍は、総人口の半分を死に至らしめ、人々は自らの行為に恐怖した。

0079.01.15 サイド5ルウム宙域にて、連邦軍は全艦隊の50%を喪失し、壊滅的な打撃を受けた。
その後、ジオン軍は地球降下作戦を展開し、戦場は宇宙から地上へと移行していった。

地球連邦宇宙軍は、その拠点をルナツーしか持たない孤立状態になった。

そして、09.18 サイド7にて重力下でのテスト中だったV作戦のガンダムが、ザクと戦闘になり、ホワイトベースは民間人を乗せたまま、09.20にルナツーに入港。09.22にルナツーから、地球のジャブローへと向かう。

現在の主戦場が地球である以上、重力下でのモビルスーツの開発は急務であった。
しかし、やがてジオンとの決戦を行うのであれば、それは間違いなく宇宙である。
そこで、ホワイトベースとは別に、宇宙空間での戦闘データの収集と、連邦軍にとって未知の兵器であるモビルスーツの戦術的運用を模索する必要があった。

これは、「機動戦士ガンダム」では語られなかった戦術研究部隊の話である。

ジオン用

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